おすすめはコレ！自動追尾・自動追尾台付きのグリーンレーザー墨出し器

深刻な土建業界の人手不足。

東北地方太平洋沖地震の津波被害の復興工事で一時的に需要が急増しましたが、地方のほとんどは少ない小口工事をいくつもこなして少ない利益を積み上げてるところが多いと思います。

現場代理人以外に作業員として社員を付ける余裕があれば軽作業などは外注なしで行えますが、冬場の繁忙期はなかなかそうはいきません。

何とかして少しでも現場の人数を削りたい。
そういう思いがあるのなら機械の力に頼らざるを得ないと思います。

 

そこで、今回は墨出し作業を楽にしてくれるレーザー墨出し器の中でもさらに便利な、
自動追尾（ナビ）・リモコン付きのレーザー墨出し器のモデルを調べてみました。

精度が高く高性能のものを求めるならTAJIMA（タジマ）などが評価も高くおすすめですが、安くて使いやすいものを探しているなら、他社より圧倒的に安くてアフターもしっかりしているVOICE（ボイス）もチェックされることをオススメします。

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1 自動追尾（ナビ）・リモコン機能とは

まず自動追尾（ナビ）機能について説明したいと思います。

通常レーザー墨出し器を使うときは、あらかじめ現場に印ておいた地墨に位置合わせを行う必要があります。

本体を基準となる点に置いたら地墨方向へレーザーの向きを合わせますが、本体の位置からでは遠くまでレーザーと地墨の向きが合っているかは確認できません。一人で作業する場合本体の向きを微調整して地墨と合ってるか確認してと何往復もしながら微調整を繰り返すことになります。

そのため、本体を調整する人とレーザーと地墨の整合を見る人の2人で「〇ミリ左！」とか声掛けしながら作業を行うのが一般的で、人手も時間もかかってしまいます。

また、明るい現場ではレーザー光が見えにくいこともあり、見る角度を変えたり、布やコンパネで陰を作ったりと余計に時間がかかることがあります。

 

自動追尾（ナビ）機能はそういう問題を解決してくれるものです。

本体をセットして、地墨や向きを合わせたい基準点の方向へ受光器をセットし自動追尾（ナビ）機能を使うと、本体が自動で回転して受光器の位置に鉛直ラインを合わせてくれます。

受光器と自動追尾（ナビ）の利点はレーザーの光が目視しにくい場所でも、受光器をセットするだけで自動的に正確に向きを合わせることができるので、レーザー墨出し器の位置合わせにかかる時間が大幅に短縮できる所です。

自動追尾（ナビ）機能が付いたタイプの受光器は大抵リモコンにもなっていて、機種によってレーザーの明るさや本数を変更できたり、本体を回転させることができます。

5ラインなどのレーザー墨出し器は水平ラインが全周無いため、壁面4方向に水平ラインを墨出しする場合、1方向ごとに本体の位置まで戻ってレーザーの向きを変えなければなりません。

しかし、リモコンの回転機能を使えば、1面墨出しするごとに手元のリモコンを操作して、全周の墨出しを連続して楽に行うことができます。

フルラインではない墨出し器の人は水平線を引くうえでも重宝する機能です。

 

 

2 自動追尾付きレーザー墨出し器｜グリーンレーザー

自動追尾が付いたレーザー墨出し器は、本体に自動追尾機能が付いた本体一体型と対応機種に後付けパーツを装着することで自動追尾機能を追加できる自動追尾台取付型があります。

本体一体型は高性能かつ見た目のおさまりも良い反面、本体価格が高いものが多いです。

自動追尾台タイプは安い価格帯のものが多く、10万以下で本体と自動追尾台をそろえることも可能です。
見た目はやや不格好ですが、自動追尾台が不要なときは取り外せるため、現場で破損・故障するリスクを減らせますし、メンテナンスも別々に行える点が有利です。

それぞれの自動追尾タイプのレーザー墨出し器をいくつか紹介したいと思います。

※本ページに表示している価格は全て消費税込価格（2018/03/24時点）であり、変動する可能性があります。

2-1 本体一体型

この業界ではTAJIMA（タジマ）製やMAKITA（マキタ）製の自動追尾（ナビ）機能が付いたグリーンレーザー墨出し器をいくつか紹介します。

両メーカーともレーザー墨出し器の評価は高いのですが、高価なため1台買うのも良く検討が必要ですし、取り扱いも最新の注意を払う必要があります。

TAJIMA（タジマ）GEEZAシリーズ

 

TAJIMA（タジマ）ZEROGシリーズ

 

makita（マキタ）

 

2-2 自動追尾台タイプ

自動追尾台タイプのものは、同じメーカーの対応するレーザー墨出し器を持っていた場合、4万円程度の追加費用で自動追尾機能を付けることができます。

初めてレーザー墨出し器を購入するため自動追尾が必要かどうかわからないという人でも、後から必要になった時に自動追尾台だけ買い足すこともできるので、不要な出費も抑えられます。

また、自動追尾と本体とが別になっていると、不要な現場では外しておくことで故障のリスクや本体重量の低減につながり、また、故障が発生したときも故障した方のみの修理対応が行えます。

【LTC】テクノ販売

テクノ販売で自動追尾台付きのグリーンレーザー墨出し器を揃える場合、このくらいの費用になります。

• 自動追尾台

• 自動追尾台が付けられる製品（一部紹介）

• その他の機種（ライン数が少ないもの）

• LTK-G510P【74,800円】
• LTK-G410P【61,200円】
• LTK-G310P【47,600円】

 

MAX（マックス）

MAX（マックス）で自動追尾台付きのグリーンレーザー墨出し器を揃える場合、このくらいの費用になります。

• 自動追尾台

• 自動追尾台が付けられる製品（一部紹介）

• その他機種（ライン数が少ないモノ）

LA-S501DG【95,040円】
LA-301DG【60,895円】

VOICE（ボイス）

VOICE（ボイス）で自動追尾台付きのグリーンレーザー墨出し器を揃える場合、このくらいの費用になります。
フルラインの機種でも他社より圧倒的に安く手に入れることができます。

• 自動追尾台（オートベース）

VL-Gグリーンレーザー対応オートベース【32,600円】

• グリーンレーザー墨出し器本体価格と自動追尾台（オートベース）セット価格

 

VOICEはメンテナンス料金も良心的でランニングコストも抑えることができます。
安くで自動追尾機能付グリーンレーザー墨出し器を手に入れたい方にはおすすめです。

>>VOICEの公式キャンペーンサイト

受光器はグリーンレーザー用とレッドレーザー用で別のものを準備する必要がありますが、自動追尾台はどちらのレーザーも兼用で使えます。

 

3 自動追尾付きレーザー墨出し器｜レッドレーザー

3-1 本体一体型

TAJIMA（タジマ）TERAシリーズ

 

TAJIMA（タジマ）ZEROシリーズ

 

makita（マキタ）

 

3-2 自動追尾台タイプ

【LTC】テクノ販売

テクノ販売で自動追尾台付きのレッドレーザー墨出し器を揃える場合12万～16万程度になります。

• 自動追尾台

• 自動追尾台が付けられる製品（一部紹介）

• その他の製品（ライン数が少ないモノ）

LST-RB610【60,372円】
LST-RB510【50,760円】
LST-RB410【41,688円】
LST-RB310【32,400円】

MAX（マックス）

テクノ販売で自動追尾台付きの赤色レーザー墨出し器を揃える場合12万～16万程度になります。

• 自動追尾台

• 自動追尾台が付けられる製品（一部紹介）

• その他の製品（ライン数が少ないモノ）

 

VOICE（ボイス）

VOICE（ボイス）で自動追尾台付きの赤色レーザー墨出し器を揃える場合、このくらいの費用になります。

グリーンレーザー同様に他社よりも安く仕入れたい方にはVOICEがおすすめです。

• 自動追尾台（オートベース）

VL-R赤色レーザー対応オートベース【32,600円】

• 赤色レーザー墨出し器本体価格と自動追尾台（オートベース）セット価格

>>VOICEの公式キャンペーンサイト

4 自動追尾式レーザー墨出し器価格比較表

ここまで自動追尾機能付きのレーザー墨出し器を紹介してきましたが、比較検討用にグリーンレーザーとレッドレーザーそれぞれのレーザー墨出し器をライン数別で比べられる比較表を作成しました。

購入検討の際に参考にされてください。

グリーンレーザーのライン数別価格比較表

メーカー	品番	ライン数	価格[円]	本体＋自動追尾台価格[円]
Tajima (タジマ)	GZASN-KJC	フルライン	354,024	354,024
Tajima (タジマ)	GZAN-KYR	4ライン	238,788	238,788
Tajima (タジマ)	ZEROGSN-KJC	フルライン	267,300	267,300
Tajima (タジマ)	ZEROGN-KJY	フルライン	184,140	184,140
makita (マキタ)	SK311GXZ	4ライン	159,900	159,900
makita (マキタ)	SK208GXZ	3ライン	155,304	155,304
【LTC】 テクノ販売	SB-G (自動追尾台)		37,500
【LTC】 テクノ販売	LTK-G910P	フルライン	118,800	156,300
【LTC】 テクノ販売	LTK-G610P	5ライン	88,400	125,900
【LTC】 テクノ販売	LTK-G510P	4ライン	74,800	112,300
【LTC】 テクノ販売	LTK-G410P	3ライン	61,200	98,700
【LTC】 テクノ販売	LTK-G310P	2ライン	47,600	85,100
MAX (マックス)	L​A​-​N​V​1​/​D​5​G​N​V (自動追尾台)		39,123
MAX (マックス)	LA-S801DG	フルライン	139,482	178,605
MAX (マックス)	LA-S501DG	5ライン	95,040	134,163
MAX (マックス)	LA-S301DG	3ライン	60,895	100,018
VOICE (ボイス)	VL-G(自動追尾台)		35600
VOICE (ボイス)	VLG-8X	フルライン	74,800	107,400
VOICE (ボイス)	VLG-5X	5ライン	39,490	72,090
VOICE (ボイス)	VLG-3X	3ライン	26,070	58,670
VOICE (ボイス)	VLG-2X	2ライン	21,440	54,040

レッドレーザーのライン数別価格比較表

メーカー	品番	ライン数	価格[円]	本体＋自動追尾台価格[円]
Tajima (タジマ)	ML10N-KJC	フルライン	296,406	296,406
Tajima (タジマ)	ML10N-KYR	4ライン	189,669	189,669
Tajima (タジマ)	ZEROSN-KJC	フルライン	153,866	153,866
Tajima (タジマ)	ZERON-KJC	フルライン	132,000	132,000
Tajima (タジマ)	ZERON-KJY	5ライン	114,642	114,642
makita (マキタ)	SK503PXZ	フルライン	226,800	226,800
makita (マキタ)	SK309PXZN	4ライン	133,600	133,600
makita (マキタ)	SK206PXZN	3ライン	108,500	108,500
【LTC】 テクノ販売	SB-R (自動追尾台)		37,500
【LTC】 テクノ販売	LST-RB910	フルライン	69,660	107,160
【LTC】 テクノ販売	LST-RB610	5ライン	60,372	97,872
【LTC】 テクノ販売	LST-RB510	4ライン	50,760	88,260
【LTC】 テクノ販売	LST-RB410	3ライン	41,688	79,188
【LTC】 テクノ販売	LST-RB310	2ライン	32,400	69,900
MAX (マックス)	L​A​-​N​V​1​/​D​5​N​V (自動追尾台)		37,989
MAX (マックス)	LA-S801	フルライン	139,482	177,471
MAX (マックス)	LA-505	5ライン	52,390	90,379
MAX (マックス)	LA-403	4ライン	82,080	120,069
MAX (マックス)	LA-303	3ライン	68,472	106,461
VOICE (ボイス)	VL-R(自動追尾台)		35,600
VOICE (ボイス)	VLR-8X	フルライン	26,240	61,840
VOICE (ボイス)	VLR-5X	5ライン	17,470	53,070